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確定申告で副業が会社にバレないようにするには?~普通徴収~

2019/07/09

確定申告で副業が会社にバレないようにするには?

 

質問:
私は、サラリーマンの副業でネットビジネスをやっています。
利益がでるので、確定申告をして税金を払うことは必要だと思います。
ただ、確定申告をすると会社に副業がバレると聞いたことがあります。

 

会社にバレないように確定申告をするにはどうしたらいいですか?

 

回答:
確定申告書の第二表で、住民税を自分で納付するようにしましょう。

 

 

解説:
確定申告書の中に第二表というのがあります。

 

この右下に、『住民税・事業税に関する事項』というのがあります。
この中に『自分で納付』というのがあるので、そこをチェックしてください。

 

第二表の右下はこんな感じです。

 

こうすると、事業の利益に関する税金は、直接自分のところに請求が来ます。

 

 

これで問題は解決なのですが、
もう少し理屈を知りたい方は、この後の文章にお付き合い下さい。

 

 

今回の話に出てくる税金は二種類あります。
1 国に払う税金(所得税)
2 都道府県、市区町村に払う税金(住民税)

 

確定申告書を提出して支払う税金(4月20日ごろに自動引落される税金)は、所得税です。
一方、住民税は6月頃に会社または自宅に請求書がとどきます。

 

会社に住民税の請求書が届いた場合は、給料から自動的に引かれる形で支払います。
これを特別徴収といいます。

 

自宅に住民税の請求書が届いた場合は、自分で支払います。
これを普通徴収といいます。

 

確定申告をすると副業が会社にバレると言うのは、
副業の利益に関する税金まで会社に請求が行ってしまうからなのです。

 

だから、副業の利益に関する税金を普通徴収(自分で支払う)にすれば、
これを理由に会社にバレることはありません。

 

もちろん会社に副業がバレるのは、税金以外の面からもありえますので、
副業禁止の会社に勤めてる方は、ご注意ください。