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自己紹介2~仕訳を知る前にやっていたこと~

2021/11/01

前回はコチラ
第1回 思い返せばあの時から
https://fukuoffice.co.jp/blog/category8/bio01

 

 

税理士になる人の大学時代の学部といえば、
経済学部や商学部が多いかと思います。

 


私はかなり異色の経歴な方に分類されると思いますが、

大学時代の専門は心理学でした。

 


最近であった人だと知らない人も多く、
なにかの機会にポロッというと驚かれます。

 


簿記は大学を卒業してから勉強したので、
学生時代は借方、貸方、債権、債務などまったく分かりませんでした。

 


よく聞かれるのが
「心理学を学ぼうと思ったきっかけは?」ということです。

 


高校時代から自分のやりたいことがコロコロかわるというか、
何を専門にしたいか 分からない!って感じだったので、
大学は広島大学の総合科学部へ入学しました。

 


この学部は、文系と理系それぞれの入試で入学できて、
1年の終わりに専門を選べるので、

文学部的なものから理学部的なものまで、
文転理転やりたい放題という珍しい学部です。

 


その中で様々な選択肢がある中、自分は心理学を選んだのですが、
なぜ心理学にしたのか、といわれると、今ひとつ決定打がないのです。
というか、思い出せないのです。

 


AかBかCか、という選択肢の中で
それじゃあ、と選んだくらいの感じです。

 


この記事を書くにあたり、あらためて当時のことを思い出しました。
私が大学1年生になったのは1995年です。

 


1995年といえば、阪神淡路大震災やオウム真理教事件など、
社会の常識を覆すことがあった年です。

 


当時、地下鉄サリン事件などのオウム真理教が関与したと言われる事件、
麻原彰晃の逮捕など、
オウム真理教という存在に注目が集まりました。

 


真相が分からず終わってしまったので何とも言えないことはありますが、
なぜ人間がこのようなことを行ってしまうのか、
ということに漠然とした関心がありました。

 


これがすべてのきっかけとは言いませんが、
10代後半の多感な時期に関心の対象が「人間」になったのだと、
いまから振り返ると感じています。

 


じゃあ人間を知るには?
ということで、心理学を選択したのだと思います。
(不思議なことに、当時の記憶がバサッと抜けてます)

 


後々大きな出来事になる第一歩というのは、
意外と無自覚なのかもしれません。

 


心理学を選択して卒業しながらも、
その関係の仕事にはつけず、

 

まったく違うジャンルで税理士を選びながらも、
いまはコーチングを学んでいるので、

 

一周回ってやっぱり関心の対象は人間です。
税理士をやっているときでも、関心があるのは、人そのものです。