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自己紹介5~税理士であって税理士でない存在~
前回はコチラ
第1回 思い返せばあの時から
https://fukuoffice.co.jp/blog/category8/bio01
第2回 仕訳を知る前にやっていたこと
https://fukuoffice.co.jp/blog/category8/bio02
第3回 実質的な倒産の最中にどうにかできたこと
https://fukuoffice.co.jp/blog/category8/bio03
第4回 私が個人事業主に特化した理由
https://fukuoffice.co.jp/blog/category8/bio04
前回(第4回)の最後で書いたとおり、
2013年に初めての著書の発売となりました。
このころには、自分ひとりですべてのお客様の対応をすることが
難しくなってきました。
そこで、新たに事務所を借りて、スタッフを迎え入れることにしました。
これで、より多くの個人事業者に対して、
自分で確定申告ができずに困っている方に対して、
対応する道筋を作り始めました。
ありがたいことに、入社したスタッフが大変優秀で、
どんどん仕事を覚えて、できることが増えていくことで、
受け入れられるお客様も増えてきました。
そのころ、新たな思いが起こってきました。
「『申告が自分でできない不安の解消』
それ以外に自分ができることがあるのではないか?」
そんな思いから、2015年に
「本当の利益セミナー」というものを行いました。
確定申告で出来上がる申告書や決算書は、
単なる提出するために作った書類ではなく、
そこにかかれている数字を参考に、
事業をどのようにすすめるかの意思決定が
できるのではないだろうか?
このような考えから行いました。
初めて行うことということで、少人数セミナーで開催して、
好評のうちに終了したのですが、
特に継続することなく、
税務の仕事が忙しくなってきたこともあり、
そこから2年くらいは日常業務に追われていました。
次の転機が2018年に訪れました。
お客様のお困りごとを起点に、
会社の数字の流れを見える化して、
経営の課題を一緒に考えて進んでいく。
まさに自分が考えていたことが体系化されている講座がありました。
それがキャッシュフローコーチです。
キャッシュフローコーチの養成講座で講師の和仁先生と出会えたこと、
そして、多くの同期の受講生や歴代の受講生と出会えたこと。
ここから新たなステージが始まりました。
この講座は「キャッシュフローコーチ」という名前もあって、
コーチングの基礎も学びました。
これにより、税務に関係あるなしにかかわらず、
お客様の思考整理という形での貢献ができるようになりました。
以前は、意思決定といえば数字を見ての判断にとどまっていましたが、
今では数字を踏まえて、本人の意志・思い・理想を整理して、
数人に現れない部分までを考慮しての意思決定の
お手伝いをしています。
これからは、
「確定申告の入門、個人事業者に強い税理士」
ということに加えて、
主に一人で事業を行う人に向けて
「お金の流れやデータを通じての意思決定」
「思考整理による意思決定のお手伝い」
もできる人として、活動をしていきます。
全5回に渡って、自己紹介をお読みいただきまして、
ありがとうございました。