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持続化給付金 申込時の疑問
持続化給付金の申込みに関して、これまで受けた質問をまとめます。
(6月12日10時更新)
公式の案内はコチラ
https://www.jizokuka-kyufu.jp/
仕組みの概要はコチラ
https://www.meti.go.jp/covid-19/pdf/kyufukin.pdf
個人の詳細ガイダンス(申請要領)
以下ガイダンスと書きます。
https://www.meti.go.jp/covid-19/pdf/kyufukin_kojin.pdf
法人(中小法人等)の詳細ガイダンス(申請要領)
以下ガイダンスと書きます。
https://www.meti.go.jp/covid-19/pdf/kyufukin_chusho.pdf
電子申請 操作ガイド(動画)
https://www.jizokuka-kyufu.jp/explanation/
よくある不備について
https://www.jizokuka-kyufu.jp/news/20200527.html
改めて基本の確認
条件
「ある月(対象月)の売上」が
「前年の同じ月の売上」の
「半額以下」になっている場合』
もらえる金額
法人:最大200万円 個人:最大100万円
計算方法
前年の年間合計の売上額:3,000万円/年
(今年の)対象月の売上:200万円
3,000万円 - (200万円×12) = 600万円
600万円 > 100万 or 200万なので、
もらえる金額は上限の 100万 or 200万円 になる。
Q1:金額はどの金額を使う?
2020年の売上が半分以下になった月(対象月)の売上
売上金額が分かるもの(下記Q2の②参照)
対象月の2019年の売上
申告書に記載された金額(下記Q2の①参照)
※例外として、2019年の売上の月平均額を選択できます
・白色申告の場合
・青色申告で決算書の2ページめを添付しない場合
には
「2019年の対象月」と「2020年の対象月」の比較ではなく
「2019年の月平均額」と「2020年の対象月」の比較
になります。
特に青色申告の場合は、決算書の2ページ目を添付するかしないかで計算方法が変わるので、実質的には選択できる、ということになります。
Q2:2019年の売上がない場合は?
残念ながら、今回の持続化給付金の対象となりません。
趣旨として、『新型コロナの影響で「前年より売上が下がった」人の救済』となっているからです。
※2020年1月~3月に開業した場合についても、対象として拡大される見込みです。
参考:持続化給付金の対象拡大 ことし創業の事業者も対象に 経産省
Q3:2019年の申告義務がなかったので申告をしていなかった場合は?
2019年分の住民税(市県民税、都民税など、お住いの市区町村で受付)の申告書を提出して、控えに受付印(収受印)を受け取ってください。
または、いまから確定申告書を提出して受付印(収受印)をもらっても大丈夫です。
※住民税の申告書を使う場合は、前年との比較方法が変わります。
詳細は個人事業主のガイダンス(申請要領)P27を参照してください。
Q4:用意するものは?
上記概要の3ページ目を見ながらコチラをみるとスムーズです。
① 直前の年度(年)の申告書
(経済産業省の申請要領より)
いわゆる申告書です。
紙で出している場合は、受領の印が押してあるものが必要です。
電子の場合は、それぞれ指定されたページのプリントで良いようです。
具体的に用意するページは?
1-1)法人の場合:
参照:上記ガイダンス(法人用)P15
「申告書別表一」
べっぴょういち、と読みます。
これは申告書の一番最初のページです
「法人事業概況等説明書」
一般的には、申告書全体の最後の方にあることが多いです。
この概況書の2ページめに記入されている金額が、
前年の売上の判定に使われます。
「受信通知(メール詳細)」
電子申告の場合は、受信通知というものも必要になります。
※当事務所のお客様の場合
上記の書類は、申告書の控えとして送っているファイル内にあります。
同じものがCD-ROMの
・一番上のファイルの「最初のページ」「最後から3・4ページ目」
・二番目のファイル
に入っています。
1-2)個人の場合
参照:上記ガイダンス(個人用)P15
確定申告書第一表の控え(1枚)
申告書の最初のページです
所得税青色申告決算書の控え(2枚)
申告書のあとに入っている決算書の最初の2ページです。
この決算書の2ページめに記入されている金額が、
前年の売上の判定に使われます。
「受信通知(メール詳細)」
電子申告の場合は、受信通知というものも必要になります。
※当事務所のお客様の場合
上記の書類は、申告書の控えとして送っているファイル内にあります。
同じものがCD-ROMの
・一番上のファイル
・二番目のファイル
に入っています。
② 売上が半額になった月(2020年)の売上台帳の写し
売上が半額になった月を、ガイダンスでは「対象月」と呼んでいます。
この記事でも以下対象月とします。
2020年の対象月の金額が分かる書類を準備します。
※2019年の対象月の金額は、①の申告書などから判定します。
ガイダンス内では次のように例示されています。
・経理ソフトから抽出した売上データ
・エクセルで作成した売上データ
・手書きの売上帳のコピーなど
(法人ガイダンスP16)
(個人ガイダンスP17)
現実的な事例としては、次のようなケースが想定されます。
2-1)日にち別に売上を集計している場合
その集計表の最初か最後に合計金額を記載する
2-2)商品別に売上を集計している場合
商品ごとの合計がわかるもの
2-3)特に集計していないが、売上の件数が少ない場合
エクセルか手書きで集計表を作成
2-4)集計したものがない場合
会計ソフトで入力した売上の部分の元帳
※当事務所のお客様へ
2-3に当てはまる場合はご連絡ください。
申請に使える部分を作成・提供します。
アップ時の注意事項
1)ファイル形式はPDF、JPG、PNGだけとなっています。
エクセルについては、PDFに変換するか、JPGでキャプチャを取るか、スマホなどで画面を撮影する必要があります。
2)「2020年●月分」と明記する
この記載がわかりやすく入っていないと、書類の不備を指摘されます。
③ 通帳写し
(経済産業省の申請要領より)
給付金が振り込まれる口座の情報です。
法人ガイダンスP17、個人ガイダンスP18
「銀行名・支店番号・支店名・口座種別・口座番号・名義人が確認できるよう スキャン又は撮影して下さい。」
と書いてあります。
具体的には、
3-1)現物の通帳がある場合
表面と、通帳を開いた1・2ページ目の写真を撮ります。
3-2)通帳がないタイプの口座の場合
上記の情報がわかる部分のキャプチャを用意します。
◆名義について
法人の場合:法人名義、または代表者名義
個人の場合:申請者名義
申請時の注意
名義の入力で行き詰まるケースがあります。
主な注意点は次のとおりです。
- 口座名義等に半角スペースがある場合は、半角スペースを忠実に入力ください。
例)誤:カブシキガイシヤジゾクカ → 正:カブシキガイシヤ ジゾクカ
- 小さい「ッ」や「ョ」などは使えません。大きい「ツ」「ヨ」などに置き換えて入力ください。
例)誤:ニッポン → 正:ニツポン
- 中黒点「・」は、ピリオド「.」ドまたはスペースを使用してください。
例)誤:イチ・ニ・サン → 正:イチ.ニ.サン 又は イチ ニ サン
- カナ長音文字(-)は、半角ハイフン、マイナス(-)を使用してください。
例)誤:トーキヨー → 正:ト-キヨ-
「ー」をF8で変換するとエラーになります。
英数字モードにしてマイナス(ハイフン)を入力すると通ります。
④ 個人の場合、本人の証明書
個人ガイダンスP19
運転免許証をお持ちの方は、表・裏の画像を用意してください。
それ以外のケースはガイダンスを参照してください。
いずれも、表裏両面必要なケースがありますので、よく注意してください。
⑤ 法人の場合、法人番号
申込みの際に、法人番号が必要になります。
番号自体は国税庁から発行しているものです。
コチラから検索してください。
https://www.houjin-bangou.nta.go.jp/
⑥ 日本標準産業分類でどこにあてはまるか
途中でこれを入力する必要があります。
申し込みページの中でも調べられるのですが、
検索的に調べることや、全体をサーっと見たいというのには不便なので、コチラも参考になります。
https://www.soumu.go.jp/toukei_toukatsu/index/seido/sangyo/02toukatsu01_03000044.html